リモートワークの導入やビジネススタイルの簡略化により、ベルトの使用頻度が減っている方も多いのではないでしょうか。しかし、ベルトは人の印象を大きく変えることができる重要なアイテムのひとつ。とくにレザーベルトは、ドレススタイルだけではなく、カジュアルスタイルとの相性も良く、着こなしに上品さや華やかさをプラスしてくれる優秀なアクセサリーです。そこで今回は、グレンロイヤルが誇るブライドルレザーを贅沢に使った上質なベルトを特集し、改めてベルトというアイテムの魅力を考察していきます。
英国らしいクラシックなワークスタイル、カントリースタイルに合わせたくなるベルト。一番の特長は、異彩を放つバックル。出自が英国の消防士が使っていた消火用ホースの金具というだけあって、まさに機能美と言えるデザインが魅力。カジュアルスタイルに取り入れるだけで、華やかなアクセントになるので重宝します。
イギリスを代表するアウターの一つであるオイルドジャケットを主役にしたコーディネート。オイルドジャケットが持つブリティッシュカントリーの雰囲気を活かしつつ、上質なブライドルレザーを贅沢に使用したベルトを合わせることで、野暮ったい雰囲気を中和し、着こなし全体を品良く格上げしてくれます。
ニューブラック、オックスフォードタン、シガーの3色を展開。アンティーク調のブラスを採用したバックルは、エイジングしたような味のある雰囲気が魅力です。ヴィンテージやクラシックなウェアとの相性も抜群。
バックルの金具を外して、ベルトをすばやく着脱できるクイックリリース仕様は、働き手の知恵から生まれた機能的なディテール。英国の消防士が、消火用ホースの金具をベルトのバックルとして使ったことがルーツです。
FIREMAN BUCKLE BELT
Color | Price | ||
---|---|---|---|
Bridle Leather | 全3色 | ¥24,200(税込) | ご購入はこちら |
本体には英国の伝統革であるブライドルレザー、バックルには英国製のブラスパーツを使用し、シンプルなデザインだからこそ素材の良さを味わうことができる一本。また、馬具に由来する本格的なディテールも随所にあしらわれています。カジュアルからクラシックまで、さまざまなスタイルに合う汎用性の高さが魅力です。
シンプルを追求したデザインだからこそ、積極的に見せてもバランス良く収まります。たとえば、ワンピースやオーバーサイズのトップスなどのラインをベルトで締めることで、カジュアルな印象を上品に格上げすることができます。
ニューブラック、シガー、オックスフォードタン、ダークブルーの4色を展開。英国製のブラスパーツを採用したバックルは、黒系はシルバー、その他はゴールドなど、本体色に合わせて相性の良いカラーを選んでいます。
スティラップとは、騎乗時に足をかける馬具である「あぶみ」のこと。特徴的なティアドロップ型のベルトホールや、剣先側から順に刻印された1から5までのナンバーなどは、この伝統的な用具のデザインから着想を得ています。
STIRRUP BELT
Color | Price | ||
---|---|---|---|
Bridle Leather | 全4色 | ¥22,000(税込) | ご購入はこちら |
グレンロイヤルのベルトの中で、もっともドレススタイルに適した一本。余計な装飾のないミニマルなデザインが最大の魅力で、コーディネートに上品さをプラスしてくれます。小ぶりでやや丸みのあるシルバーカラーのスクエアバックルや、2.9cmの適度な細さのサイズバランスが、スーツスタイルとの相性を高めています。
ドレッシーなベルトを、あえてカジュアルなスタイルに取り入れてみるのもおすすめ。昨今トレンドのオーバーサイズトップスやワイドパンツなどに合わせることで、ゆったりとした雰囲気にメリハリをつけてくれます。
ニューブラック、シガー、オックスフォードタン、ダークブルーの4色を展開。ほかのモデルとは異なり、ベルトの色に関わらずバックルには上品なシルバーカラーを採用。真鍮にニッケルコーティングを施すことで生まれた光沢感が魅力です。
ベルトの裏面には、ナチュラルレザーを貼り合わせています。この仕様によりベルトの滑りが向上し、より着脱がスムーズになります。着こなしとして見えない部分にも手を抜かない、グレンロイヤルらしいこだわりです。
HARNESS BRIDLE BELT
Color | Price | ||
---|---|---|---|
Bridle Leather | 全4色 | ¥25,300(税込) | ご購入はこちら |
上質なレザーベルトは、高級時計や革靴などと同じく、何気ないコーディネートをランクアップしてくれるのが魅力です。“隠れたアクセサリー”だからと言って、つい後手に回してしまいがちなベルトですが、この機会に改めてこだわってみてはいかがでしょうか。
photo Kenichiro Higa
text K-suke Matsuda(RECKLESS)