GLENROYAL of Scotland

       

No.012

英国シューメーカーのオーナーが認めた
ジャストサイズな二つ折り財布。

「JOSEPH CHEANEY」Joint Managing Directorウィリアム・チャーチさん

快適に使えて耐久性にも優れた
ヒップウォレットを愛用しています。

130年以上の歴史を持つ、英国の老舗シューメーカー「ジョセフ チーニー」。現マネージング・ディレクターであるウィリアム・チャーチ氏は、名門チャーチ家に生まれ、幼い頃から英国のレザープロダクトを間近で体感してきた人物。今回、自身のブランドのお話と合わせて、英国のモノづくりと「グレンロイヤル」の魅力について語っていただきました。

不動産会社を経て、英国の靴業界に参画。

━どのような経歴を経て「ジョセフ チーニー」のマネージング・ディレクターになられましたか?

私はチャーチ家の五代目に生まれました。「チャーチ」は、パブリックな企業ですので、当時のCEOだった父に別の会社を経験した上で入った方が良いというアドバイスをもらいました。そこで大学を卒業後、まずはロンドンにある国際不動産の会社で5年間働いた後、ノーサンプトンに戻り、27歳の時に「チャーチ」に参画しました。


その後、次第にラグジュアリーな方向へ向かう同社とは違うアプローチで英国らしい靴作りを継承するために、従兄弟のジョナサンと「ジョセフ チーニー」を独立させました。現在は、マネージング・ディレクターとして、主に工場の生産を管理したり、海外のビジネスを見たりしています。ロンドンに限らず、海外の商社を回るのは個人的にも興味がある分野なので、とてもやりがいがあります。


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カントリーサイドを駆け抜けるのが趣味。

━オフの時には何をされていますか?

息子のトーマスが大のスポーツ好きなので、冬の間は彼のラグビーのトレーニングにつきあっていました。僕はラグビーはやらないので、健康のためにサイクリングとランニングを続けています。オフタイムにロードバイクに乗って、カントリーサイドを走るのはとても気持ちが良いですね。大体2時間くらいかけて30kmほどのサイクリングをします。そうでない時は、30分くらいかけて5kmのランニングをすることが多いですね。


父から子へ伝える、レザーシューズの魅力。

━レザープロダクトに触れた原体験を教えてください。

子供の時、土曜日の朝に父が私と妹を「チャーチ」の工場へ連れて行ってくれたんです。そこで英国靴を見たり、触れたのがはじめてかもしれません。実際に身につけたのは、12歳になった時。父から、グッドイヤーウェルト製法で作られた「チャーチ」の革靴をプレゼントされました。子どもなので、どんどん足が大きくなってすぐに履けなくなりましたけどね(笑)。去年の9月に従兄弟の結婚式があったので、息子のトーマスにはじめて「ジョセフ チーニー」の革靴をプレゼントしました。UK3というかなり小さなサイズだったのですが、革靴を履いた息子は信じられないくらいスマートに見えましたよ。


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「ジョセフ チーニー」と同じ志を持ったプロダクトが好き。

━プロダクトを選ぶ時に大切にしている基準はありますか?

弊社の精神と同じで、クラシックなモノづくりや背景がありながらも、その中にコンテンポラリーな時代性を反映しているプロダクトが好きです。たとえば、今日着ているスーツは「ポール・スミス」のモノなのですが、英国らしいスーツの仕立てを守りながら、裏地の仕様やカラーで遊びを利かせています。「グレンロイヤル」も同様に、確固たるモノづくりを貫きながらもさまざまな形やカラーバリエーションがあるところが素敵だと思います。あとは、多少プライスが高くても、クオリティやパフォーマンスに優れたモノを長く使い続けたいという想いはありますね。


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ポケットにフィットするジャストサイズ。

━ヒップウォレットを愛用している理由を教えてください。

私は普段からスーツスタイルで仕事をすることが多いので、ジャケットの内ポケットにフィットする二つ折り財布が好きなんです。休日にジーンズを履いた時も、長財布だとポケットからはみ出してしまいますよね。グレンロイヤルの二つ折り財布には二年前くらいに出会って、それからずっと使っています。ポケットに収まる快適なサイズ感も良いですし、英国らしいクラシックなブラウンカラーも好みです。

また、耐久性に優れたブライドルレザーだからこそ、経年変化を楽しむことができるというのも魅力ですね。


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背景に欠かせないのは、耐久性と快適さ。

━英国プロダクトの魅力を教えてください。

洋服や革製品、自転車など何にでも言えることですが、耐久性と長く愛用できるための快適さを兼ね備えていることだと思います。「ジョセフ チーニー」も「グレンロイヤル」も、そもそも長く使うことを前提に作られているので、ハイクオリティですし、工場があって修理やメンテナンスにも対応できるというのが魅力ですよね。私は築300年の家に住んでいますし、家で使っているオーブンキッチンも30年以上使っています。時代的には大量消費をする方に流れていると思いますが、英国のブランドだからこそ、長く愛用する魅力をプロダクトを通じて伝えていけたら良いなと思っています。


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「JOSEPH CHEANEY」Joint Managing Director ウィリアム・チャーチさん

photoTRYOUT textK-suke Matsuda

「JOSEPH CHEANEY」Joint Managing Director
ウィリアム・チャーチさん

「JOSEPH CHEANEY」Joint Managing Director ウィリアム・チャーチさん

1967年、英国ノーサンプトン生まれ。名門・チャーチの創業家に生まれ家族5世代に渡り英国靴作りに携わっている。大学卒業後に国際不動産の会社にて勤務。1995年に「チャーチ」へ入社し、取締役に就任。
その後、2009年に従兄弟のジョナサンとともに、ジョセフ チーニーをチャーチから買収し独立。現在はマネージング・ディレクターとして経営手腕を振るう。

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