01. INTRODUCTION
グレンロイヤルの数あるアイテムのなかでも屈指のロングセラーモデル。
近年はコンパクトウォレットを選ぶ方が増加していることもあり、改めて注目を集めています。
そこで、長年にわたって支持されるマネークリップの魅力にあらゆる角度から迫りました。
02. DETAIL
気品あるブライドルレザーに隠された使い勝手を重視したディテールワーク
マネークリップといえば、武骨なメタルフレームを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし、グレンロイヤルのそれは高品質なブライドルレザーを使い、クリップを内側に収めた上品な仕上がり。毎日使うアイテムだからこそ、ブライドルレザーを“育てる”楽しみも一層味わえるのです。また、約1.5cmという薄マチなサイズ感の一方、計7箇所のカードポケットやコインケースを付属するなど、実用性を追求しています。「ブライドルレザーの経年変化を味わいたいけど、コンパクトな財布も欲しい」。そんな方にはまさに打ってつけ。オン·オフともに欠かせない収納力を持つ、究極の機能美を実現させたモデルといえます。
約1.5cmという薄さを実現。それでいてお札、コイン、カード全て収納できる優れもの。薄マチの為、ポケットに入れても洋服のシルエットを崩さずに持ち運びが可能です。
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コインポケットは使いやすさを考慮し、スナップボタン式でフラップを長めに設定。ポケットのマチが内折りとなっている点も厚みを抑える為の工夫。また、ポケットの内側には3つのカードポケットも配備。
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ゴールドクリップが洗練された印象。しっかりしたホールド力のクリップに加え片側には紙幣を挟むポケットも備えており、お札が落ちてしまうことはありません。もう片側にはカードポケットが4つ付いています
03. HISTORY
紳士の嗜みとして愛用されてきたマネークリップ
マネークリップの歴史には諸説ありますが、アメリカやヨーロッパのチップ制度が起源という説が有力です。欧米は日本に比べ紙幣の種類が多いため、レストランやホテルなどでチップを渡す際にもお札を数枚使用します。それをサッと取り出せるようクリップでまとめるように。以来、マネークリップはスマートな紳士の必需品として愛用されてきました。グレンロイヤルのそれも、美しいゴールドクリップにその名残を感じさせる逸品なのです。また、スコットランド発祥のブランドらしく、スーツにもフィットするように作られています。なぜなら、スーツの着こなしにおいては美しいシルエットをキープするのが基本。胸ポケットにはチーフのみ、腰回りのポケットには何も入れないのが、今も昔も変わらぬルールです。何かを入れたい場合はジャケットの内ポケットを使用しますが、グレンロイヤルのマネークリップはぴったり収まるサイズ感に加え、かさ張らない薄マチ仕様。スーツを着こなすうえでも、実に理にかなったプロダクトなのです。
監修:成羽 学さん
プロフィール
「装苑」「センイ・ジャーナル」などの編集者、記者を経て「流通通信」「WWD-JAPAN」を手掛けるINFASパブリケーションズの大阪支局長を歴任。現在では教育機関での講師などのほか海外展示会PR等の企画制作など幅広く活躍する。
04. USER RECOMMENDATION
「マネークリップにするまでは、不必要にモノを持ち歩いていたことに気付きました」(30代 男性)
「思っていた以上に使いやすいですね。薄マチなので、ジャケットの内ポケットに入れてもかさ張らないですし、休日に小ぶりなバッグで外出する際も収納しやすく、スマートに持ち運びできます。お札、カード、小銭の全てが取り出しやすく、レジでもたつくこともなくなり、ストレスの無い財布です。以前は長財布を愛用していたこともあり、財布の中に多くのカードやレシート等が入っていましたがマネークリップを使うようになり、多くのものが不必要だったと気付きました。それに10年近く愛用していますが、使い込むほどにブライドルレザー特有の光沢感や深みのある色合いに変化していき、アタリやキズなども含めて、自分のものに変化していくのが楽しめます。決して飽きることはないですね。」
「普段使いにっぴったりなうえ、ドレッシーなスタイルのアクセントにも」(20代 女性)
「女性では多いかもしれませんが、結婚パーティ等、小さめのバッグを使う時、長財布から別の財布に中身をわざわざ入れ替えていたんです。それが面倒で、小振りのマネークリップに変えました。最初は容量に不安もありましたが、小銭入れやカードケースも十分な大きさで、普段使いにぴったりです。見た目以上に収納力があり、小さいお財布=容量も少ないというイメージが払拭されました。それに、ゴールドクリップのデザインはシンプルですが、上品な印象を与えてくれるので、ドレッシーなスタイルのアクセントにもなり、カジュアルシーンだけでなく、幅広いシーンにマッチしてくれます。革のエイジングに関して女性は好みが分かれる部分かと思いますが、光沢感のみプラスしたい方はNEW BLACKやDARAK BLUE等の濃い色、逆にメンズライクに革の色味まで変化を求める方はOXFORD TANといった明るめの色を選ぶと自分の好みに沿ったエイジングに仕上がるのでおすすめです。私自身は2年ほど使っていますが、細かい部分は気にせずに敢えてラフに扱うことで自然なエイジングを楽しんでいます。」
05. Q&A
- Q. 万が一クリップが壊れた場合はどうすればいいですか?
- A. 修理・交換が可能です。修理をご希望の方は名前、住所、電話番号(日中ご連絡可能な番号)、メールアドレス、修理内容を添付の上、下記住所までお送り下さい。メールアドレスを必ずご記入いただけますようお願いいたします。
(基本的にメールでのご連絡となります)
修理品の送付先
〒107-0062 東京都港区南青山5-14-1 グリーンビル2F 渡辺産業株式会社 修理係
repair☆watanabe-int.co.jp(☆を@に変えて入力してください)
- Q. 使用し続けると、だんだん財布が薄くなると聞いたのですが
- A. 経年変化に伴い、革のマチ等が馴染んでいくことで薄くなっていきます。質感や色の変化とともにお楽しみください。
- Q. 日本のお札は入りますか?
- A. はい。日本紙幣のサイズも問題なく収めていただけます。