HOW TO.18
ダレスバッグの使い方
SLIM TOP FRAME CASE
かつてアメリカ国務長官だったジョン・フォスター・ダレス氏が来日した際に持っていたバッグとして有名なダレスバッグ。大容量かつ強固な造りと、錠前仕様から、重要書類を持ち歩くことの多い医師や弁護士が持ち“ドクターズバッグ”や“ロイヤーズバッグ”という愛称でも知られています。そんな歴史あるアイテムを現代的にモデファイしたのがグレンロイヤルのダレスバッグ。自立して、開口部が180°開くというクラシカルなデザインと機能はそのままに、PC用クッションパッドやカードホルダーなど実用面においても優れております。
ブライドルレザー仕立てにより重厚な雰囲気を醸しつつ、真鍮製の錠前が上品なアクセントとして光ります。実は「ダレス」を冠する呼び名は日本だけのもで、イギリスでは「トップフレームブリーフケース」と呼ばれています。その名の通り、がま口財布のような口枠構造なので、バッグ開口部は開いたまま留まるようにできています。中は2室に分かれており、書類の整理が容易で出し入れがしやすい特徴を持ちます。ブライドルレザーの高級感との相性も良く、使い込むほど味わい深くなるエイジングの表情も楽しい逸品です。