GLENROYAL of Scotland

ビートルズを筆頭に、クイーンやデヴィッド・ボウイなど数多くの著名なミュージシャンを輩出してきたイギリス。「世界史上最も売れた曲」というランキングによると、第2位にランクインしているのはエルトン・ジョンの『キャンドル・イン・ザ・ウインド～ダイアナ元英皇太子妃に捧ぐ』だそうです。もともと1974年にマリリン・モンローを偲んだ曲でしたが、友人でもあったダイアナ妃が1997年に不慮の事故死を遂げた際に、リメイクされてダイアナ妃の葬儀で歌われたことで大ヒットしました。
さて楽曲のことを曲といいますが、この曲という漢字は訓読みで曲がると読みます。どうして「曲」と「曲がる」に同じ漢字が使われているのかご存知でしょうか。一説によると、楽曲を構成するメロディは音が直線的ではなく曲線的に変化していくことから、この漢字が使われるようになったのだとか。変化に富む音が曲となり、曲がるという意味はここから派生したともいわれています。

今回、なぜ「曲がる」にフォーカスしたのかといいますと、経年変化が楽しめるブライドルレザーは曲がっているところに変化が出やすいため。ブライドルレザーの経年変化といえば“艶と色に深みが出る”ことが語られますが、曲がっている部分の変化も一見。革が柔らかく、馴染んできて使用感が上がるのです。そんな醍醐味を味わえるのがコンパクト三つ折り財布です。中面にマチ付きのコインケースがあるため、閉じたときの姿はコロンとしていてかわいらしい印象。愛着を持ちながらブライドルレザーの魅力を堪能することができます。