GLENROYAL of Scotland

眼鏡を愛用していたイギリス人と聞いて思い浮かぶのは複数人いるかと思いますが、そのうちの一人はおそらくビートルズのジョン・レノンでしょう。ジョン・レノンはいろいろな眼鏡をかけていましたが、人々に最も強い印象を与えたのが丸眼鏡。といっても特別な眼鏡だったわけではなく、NHSから無償で提供されたものでした。NHSとはNational Health Serviceの略で、つまり当時は医療保険制度によってイギリス国民は眼鏡を無料でつくることができたのです。
ジョン・レノンのかけていた丸眼鏡は大量生産されたものゆえ、当時のイギリスの若者にとってはカッコよくないないものに映っていたようです。しかし、ジョン・レノンが好んでかけるようになったため、いつしか憧れの対象へ変わっていったのです。ジョン・レノンは他の眼鏡も愛用しており、1980年12月8日に凶弾に倒れたときにかけていたのは日本製のもの。1979年に来日した際に、眼鏡店で一目惚れしたウェリントンのセルフレームです。ジョン・レノンといえばウェリントンを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

実はグレンロイヤルでは眼鏡用ケースもラインナップしています。フラットフラップオプティカルケースはサングラスも収納できるサイズで、眼鏡を出し入れしやすいフラップ式が特徴。表側はもちろんブライドルレザーを使っていますが、内側にはレンズを傷付けないように柔らかなスエード調の素材を採用しています。また、フラップの長さにゆとりを持たせることで様々な大きさの眼鏡、サングラスに対応、さらにスナップボタンを低い位置に設定することでボタンを留める際、眼鏡に干渉しない様になっています。眼鏡をすっぽり包むタイプではなく、内側の鼻あてパッドを排することでスマートかつコンパクト。バッグの中に入れてもかさばることなく携帯性も抜群です。