REPORT.45
ブリーフケース |
威風堂々とした佇まいのクラシックなダレスバッグ
SLIM TOP FRAME CASE
同じものでもイギリス英語とアメリカ英語では、言葉が異なるものが多いことはご存知の通りです。ズボンのことをイギリスではトラウザーズといい、アメリカではパンツといいます。また、イギリスを語るうえで、よく間違われるのがイギリスという国の捉え方です。イギリスの正式名はUnited Kingdom of Great Britain and Northern Irelandで、略称がUK。日本語に訳すとグレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国となり、略称がイギリスまたは英国となります。
そして、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドからなる連合国家をイギリスと呼ぶわけですが、一方でグレートブリテンという言い方もあります。こちらはイングランド、スコットランド、ウェールズによるグレートブリテン島を指す言葉。イングランドの人たちは自分たちのことをブリティッシュといいますが、スコットランドの人たちはブリティッシュではなくスコティッシュと表現するなど、少しややこしいかもしれません。
さて、今回紹介するダレスバッグは、1951年に来日したアメリカ国務長官のジョン・フォスター・ダレス氏が持っていたことから定着した日本だけで通じる名称。欧米では医者や弁護士が使うことが多いことから、ドクターズバッグやロイヤーズバッグとも呼ばれています。一般的にはトップフレームブリーフケースと呼ばれ、開口部が180度開くクラシックな雰囲気のデザインを特徴としています。しかしながら、PC用クッションパッドが付くなど、時代に合わせてアップデート。いつかは持ちたいバッグの代表格といえるでしょう。
SLIM TOP FRAME CASE
- Size:
- H 32 × W 41 × D 12(cm)
- Color:
- Cigar, Oxford Tan, New Black
- Price:
- ¥264,000